婚活パーティーに参加してみたものの、他の参加者からいいね(マッチング希望カード)が届かなかった、あるいはほとんど届かなかった、という経験をした方は少なくありません。会場まで足を運んで時間とお金をかけた分、結果が出ないときは落ち込みやすいものです。
ただし、この状況には仕組み上の理由が絡んでいることも多く、参加者全員と相性が悪かったとは言い切れないケースもあります。
この記事では、婚活パーティーにおけるいいねが来ないという状況の背景にある構造的な要因と、見直せる具体的なポイントを整理します。
婚活パーティーの仕組みを整理する
いいねが来ない状況を整理するうえで、まず婚活パーティーの基本的な流れと仕組みを確認しておきましょう。仕組みを理解しておくことで、どこに改善の余地があるかが見えやすくなります。
一般的な進行の流れ
婚活パーティーは一般的に、受付・プロフィールカード記入・1対1トークタイム・グループトーク・フリータイム・マッチング希望カード提出・カップル発表という流れで進みます。参加者は全員と短時間(3〜10分程度)の1対1トークを行い、その後この人に会いたいと思った相手の番号を希望カードに記入して提出します。
マッチング成立の仕組み
双方が相手の番号を記入していた場合にマッチング成立となり、連絡先の交換などに進む仕組みです。中間印象カードを設けているイベントもあり、トークの途中段階で一度希望者を集計する形式もあります。互いの条件が一致していることに加え、短時間での印象評価が結果に直結する点がこの仕組みの特性です。
マッチング率の前提を知っておく
大手婚活パーティーサービスの発表によれば、婚活パーティーのマッチング率は約40%とされています。つまり、参加者の半数以上は1回の参加でマッチングには至らない計算です。この数字を踏まえると、1〜2回参加してマッチングできなかったとしても、それ自体は統計的に珍しいことではないと整理できます。※マッチング率は主催者・イベントによって異なります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
1〜2回参加してマッチングできなくても、統計的に珍しいことではありません。
3回以上参加しても変化がない場合は、見直しのタイミングと捉えるとよいでしょう。
いいねが来にくい理由を仕組みから考える
仕組み上の制約として、いくつかの要因がいいねの獲得しにくさにつながっています。改善できる部分と、構造上避けがたい部分を分けて理解しておくことが大切です。
参加者数の限界による絞り込みの難しさ
婚活パーティーは10〜30名程度の規模で開催されることが一般的です。その場にいる全員が自分に合う相手とは限らず、かつ相手から見てもこの人に会いたいと思ってもらえる組み合わせになるとは限りません。参加者全体の人数が少ないほど、条件やタイプが合致する相手と出会える確率は下がります。
第一印象の比重が大きい
1対1の時間が短いため、見た目の雰囲気・表情・服装・話し方といった第一印象で判断される割合が高くなります。内面的な魅力や話のおもしろさが伝わるには時間が必要ですが、その時間が十分に確保できない形式であることは、あらかじめ把握しておくべき構造的な特性です。
臨機応変な会話スキルへの依存

事前に相手の情報をあまり知らない状態で1対1の会話が始まります。プロフィールカードを見ながら会話を進める必要があるため、緊張や焦りが表情・態度に出てしまうこともあります。複数のことを同時にこなす余裕がなければ、相手に硬い印象を与えてしまうケースもあります。
| 要因 | 改善できるか |
|---|---|
| 参加者数の制約 | パーティーの種類・規模を変えることで対応可能 |
| 第一印象の比重 | 身だしなみ・表情・服装で改善できる |
| 会話スキルへの依存 | 事前準備・姿勢の見直しで改善できる |
見直しできるポイントの整理
仕組み上の制約を踏まえたうえで、自分側で改善できる要素を整理します。身だしなみ・会話の姿勢・参加するパーティーの種類の3点が主な見直し対象です。
身だしなみと服装の整理
清潔感のある服装と整った身だしなみが最初の印象を左右します。シワや毛玉のある服、手入れの行き届いていない髪や爪は印象を下げる要因として指摘されることがあります。婚活パーティーの雰囲気(カジュアル系か上品系かなど)に合わせた服装選びも確認事項のひとつです。清潔感と場の雰囲気への配慮の2軸で見直すと整理しやすいでしょう。
会話の姿勢と態度
自分の話を一方的にするよりも、相手の話を引き出しながら進めるほうが話しやすい人という印象を持たれやすい傾向があります。相手の目を見てうなずく、相手の言葉に具体的なリアクションをとるといった基本的な態度が第一印象の向上につながります。事前に趣味や休日の過ごし方、最近興味を持っていることなど、会話のきっかけになる話題をいくつか準備しておくことも有効です。
選ぶ視点から伝わる視点への切り替え
どの人を選ぶかという視点だけでなく、自分がどう伝わっているかという視点を同時に持つことが有効です。緊張のあまり表情が硬くなっている、条件の話ばかりになっているといったことが、相手の印象を下げている場合があります。相手との共通点を探したり、共感を示したりする方向に会話を向けると、短時間でもまた話したいという印象に近づきやすくなります。
パーティーの種類・規模・テーマの見直し
婚活パーティーにはテーマ型(趣味・職業・世代など)、人数規模の異なるもの、運営主体(婚活専門業者・婚活会員制サービス・自治体主催など)によって参加者層が大きく異なります。毎回同じ種類のパーティーに参加しても結果が変わらない場合は、参加するパーティーの種類を変えてみることも一つの判断材料になります。なお、婚活サービスに関連する契約やトラブルについては、国民生活センターの婚活サービスの相談事例に情報がまとめられており、判断の参考として活用できます。
①身だしなみ・服装(清潔感と場の雰囲気への配慮)
②会話の姿勢(相手の話を引き出す・リアクションを意識する)
③参加するパーティーの種類・規模・テーマの見直し
婚活パーティー以外の選択肢との比較
婚活パーティーは気軽に参加できる一方で、第一印象勝負になりやすい・出会える人数が限られるという特性があります。これが自分の婚活スタイルに合っているかどうかを客観的に判断することも重要です。
内面が伝わるまでに時間がかかるタイプの方へ
内面的な魅力が伝わるまでに時間がかかるタイプの方や、1対1の初対面に緊張しやすい方にとっては、相手のプロフィールを事前に確認したうえでお見合いに臨める結婚相談所、あるいは複数回のやりとりを通じて関係を築けるマッチングアプリが、より適している場合もあります。
婚活サービスの選び方に関する情報源
婚活サービスの選び方については、厚生労働省(結婚支援・少子化対策施策)や消費者庁(特定商取引法・契約トラブル対策)のページでも、制度上の情報や契約に関する注意点が確認できます。複数のサービスを比較検討するうえで参考にしてください。
参加回数を増やす前に振り返りを
焦って無理に参加回数を増やすよりも、1回ごとの参加で何が伝わっていたかを振り返ることが、次の一手を考えるうえで有効です。身だしなみ・会話の姿勢・参加するパーティーの種類の3点を順番に確認していくと整理がしやすいでしょう。
- 婚活パーティーのマッチング率は約40%であり、1〜2回参加して結果が出なくても珍しいことではない
- いいねが来ない理由には仕組み上の制約と自分側で改善できる要因の両面がある
- 身だしなみ・会話の姿勢・参加するパーティーの種類の3点が主な見直し対象
- 3回以上参加しても変化がない場合は、この3点を順番に確認するとよい
- 自分の婚活スタイルによっては、結婚相談所やマッチングアプリが適している場合もある
当ブログは特定の婚活サービスへの登録や利用を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任のもとで行ってください。
まとめ
婚活パーティーでいいねがもらえない状況には、仕組み上避けがたい部分(参加者数の制約・短時間評価の偏り)と、改善できる部分(身だしなみ・会話の姿勢・参加するパーティーの種類)の両方が絡んでいます。
まずは身だしなみ・会話の姿勢・参加するパーティーの種類の3点を順番に見直してみてください。焦って参加回数を増やすよりも、1回ごとの参加を振り返ることが次の一手につながります。
自分のペースで一つひとつ取り組んでいくことが、婚活を長く続けるうえでも大切なことです。

